戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第37章 浮舟の巻―信長ノ宮と秀吉ノ君-<R18>
小さく答えた舞に、秀吉は腕をゆるめて舞の顔を見つめる。
手で頬を小さく撫でながら、秀吉は穏やかな瞳を向けたまま言う。
「おまえが消えたと宇治で知った時、どれだけ心配して悲しんだ事か…」
「…申し訳ございません…」
「死んだとばかり思っていた…生きていて、俺は嬉しい…」
「…はい…私も…秀吉様にお会い出来て…嬉しいです…」
秀吉は舞の頬を撫でていた手を顎へ移動させすくいあげ、口付けする。
口付けしながら、耐えかねるようにそのまま舞をゆっくりと押し倒し、下袴の紐をゆるめた。
「今日は罰を受けなさい…おまえがずっと俺の前から消えていた罰だ…」
「…はい…秀吉さ、ま…ん…」
答える前に口付けで答えを塞がれ、秀吉の手はほどけた衣装をかきわけ、一番下の白い肌へと辿りつき、ゆっくりとふくらんだ乳房へと触れ全体を揉み出した。
手のひらの中心にあたる小さな感覚にすぐ秀吉は気付き、頭をずらし、反対側の乳房の中心にある硬く尖ったものを口に含んだ。
「…ふぅ…ん」
小さなため息のような吐息が舞から漏れる。
『おまえは俺のものだ』
そんな言葉にならない言葉の代わりに、秀吉は舞の肌へ赤い花を咲かせてゆき、舞はそんな秀吉の愛撫にからだも心も蕩かされる。