戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第37章 浮舟の巻―信長ノ宮と秀吉ノ君-<R18>
「ならば、こうするか」
信長は舞を抱き上げると、家臣と事前に話していたらしく、どこぞへと舞を連れ出す。
慌ててこの状況を知る女房が、やはり他の若い女房をつけて舞と共に行かせる。
信長は牛車に乗り込み近くの川に舟が用意してあり、その小舟に乗って対岸へ渡り、その対岸にある小さな家に入った。
川の流れが恐ろしい程近くによく聞こえる小さな家で、信長と舞は痴態の限りを尽くして一日睦み合う。
「…はぁぅ…あん…っ…あああ…っ」
厭らしい二人を結ぶ箇所から水音と、二人の口からは浅く荒い息。
舞の髪が乱れ、からだの動きに合わせてうねうねと黒髪が揺れる。
覆い被さられていた舞は、やがて寝転ぶ信長の上に乗って腰を振り、細い腰をくねらせ淫靡な香りを漂わせる。
「貴様…達するがいい…ここはどうだ」
下から突き上げる信長の動きに絡めとられ、舞は信長によって快楽のさまざまを教えこまれ、すっかりその教えこまれた事が出来る程、信長に頼り切っていた。
「そう…ああ…上手いぞ…もっと軽く握って扱け…そうだ…」
信長の陰茎を片手で上下にしごき、鈴口を小さな舌を出して舐める。
「あぁ…それは良いぞ…」
二人がこうして乱れまくる間、信長の連れた家臣と舞に付き添った女房も、静かに二人きりの時を過ごしていた。