戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第37章 浮舟の巻―信長ノ宮と秀吉ノ君-<R18>
知らぬ振りをして信長は返事を促し、その様子で中君は誰から贈られたものか信長が気付いた事を知る。
大君のかたしろの娘は、こうして信長にも居場所をやがて特定され、ある夜秀吉に見せかけ娘のところへ信長は忍び寄った。
暗い寝所に入ってきたおとこを秀吉と思わず誰と思うのだろう。
舞は隣に寝るおとこに自分の掛けている衾を掛けると、おとこは舞を抱き締めてくる。
その様子がいつもと違うので舞は気付く。
このひとは秀吉様ではない、では、一体誰?
「探したぞ」
聞き覚えのある低音に舞は匂ノ宮だと気付き、からだを強張らせる。
「秀吉のやつ、貴様をこんなところに隠していたのか」
くくっと小さく笑う信長に、秀吉を裏切ってはいけないと思う舞は何とかして逃げようとするが、たやすく信長にそのからだを触れられる事になる。
衿を広げられ暗闇に仄かに輝く肌に、信長の唇が這い、ところどころに吸い痕を残す。
「は…あぅ…」
小さく声を漏らす舞に信長は遠慮はしない。
「もっと大きく喘いで良いのだぞ。貴様の声を聞かせろ」
片手で乳房を優しく揉みしだくと、中心が硬くとがり、そこを更に愛撫する。
「はぁ…あ…ん…」