第4章 末摘花の巻―光秀中将－あとがき

長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。

末摘花は、高貴な宮家の姫様ですが、見た目がよろしくなく、更に大変古風な言いつけを守って生きてきた人なので、とんちんかんな事を平然として、源氏にかえって同情され、最終的にからだの関係はないけれど、生活の面倒を見るために引き取られたという人です。

Part1、2でだらだらとした内容になってしまったせいか、結果として夕顔より長くなってしまいました。

本当はR18もpart4、5の２章で終わらせたかったのですが、どうしても納められず、part6までつながってしまいました。

読めないかたや、苦手なかたの事を考えると、R18とそうでない部分を分けたかったのですが、その辺は文才の無い作者の力量不足の一言でございます。
でも途中から興に乗りまして、かなり力を入れて執筆致しました。

それにしても生娘相手に意地悪で甘い、なんていうのは無謀でした。
光秀様にはどこかで別な姫様相手にがんばっていただきましょう。

最後になりますが、よろしければ、次の姫と中将の愛もご覧いただけると幸いです。

H29/09/05
あやは拝

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＜一年後の感想＞

二作目という事でまだまだ安定していない書き振りですが、本来の源氏物語と全く違うハッピーエンドのお話しに出来て満足した作品でした。

本来の末摘花のすくいようのない程光源氏に小ばかにされる姿が、むしろ光源氏を許せまじ、と思わせ、こうなったら絶対末摘花を美女にしてやるーと思って出来たのがこの結末。

「夕顔」に続いて文字をかなり追加しました。
やっぱりこのお話しも文字数が少なく、白さが目立ってます。

最近とみに人気の光秀様をうまく書けたか、今でも正直かなり不安です。
ドリノベでもかなり人気の光秀様、この後の葵の巻でも登場なさいます。
この戦国源氏の中で二度、姫を変えてのご登場は光秀様だけ。
ま、これは後で気付いたので、もっと早く気付いていれば、葵の巻は違う武将様だったかもしれません。
あと政宗様の二度のご登場は、夕顔とその娘の玉鬘と続いているので、姫は違っていても続編のようなものなのでちょっと違うのです。

さて、では、次の巻も書き足して参りましょう。

H30/08/06
あやは拝

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H30/12/08
part1～part6をひとつの章にまとめました