戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第3章 末摘花の巻―光秀中将-<R18>
舞がやがてそれまでと違う様子を見せる。
達する直前。
舞の様子はまさにそれだった。
光秀中将は舞の様子を見て、一緒に高みに行こうと、腰の動きを低く激しく律動させ、舞の奥へ奥へと自分の熱を突き動かす。
そして。
舞は絶叫し、自分の中の光秀中将をぎゅうぎゅうと絞りこむ。
光秀中将は自分の熱を締められ、我慢出来ない程の心地よさを味わい、舞の最奥へ自分のものを送り込む。
「痛かったか?大丈夫か?」
破瓜の血が舞姫のからだにまつわりつき、おとこを迎えたのが初めてだったと証明していた。
「だ…い…じょうぶ…です…」
どんな顔をして良いのかわからない舞姫は、目線を反らしながら返事をする。
「おい、俺を見ろ」
舞姫は顎を捕らえられ、光秀中将のほうを向かされる。
「…はい」
真っ赤になりつつ、でも素直に返事をする舞姫が、とてつもなく愛おしい。
光秀中将は舞の頭を撫で、そのまま両手でほっそりしたからだを抱き締める。
「おまえはじゅうぶん愛らしい。俺はおまえをもう、離せない」