戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第27章 六条御息所の巻―蘭丸中将-<R18>
そして片手で豊かな乳房をゆっくりと揉みしだき、中心は触れそうで触れず、その周辺だけを厭らしく撫で続ける。
「ねぇ…触って…」
中将の君から、良いところに触れて欲しいとおねだりだ。
「仕方ない、な。厭らしい貴女(ひと)だな」
俺は耳元で静かに囁くと、乳房の中心を優しく摘んでやる。
「あん…っ、あ…はぁ…」
途端中将の君の口から甘い吐息が漏れ、その姿はすごく可愛いと俺は思う。
いや、中将の君は俺より年上だけど、でも、女人の喘ぐ姿は色っぽくて可愛いと思うんだ。
この可愛い姿をうんと辱めて貶めてやりたい、俺は実はそう思う。
そして、その姿を見たいのは、この中将の君ではなく、主の六条御息所。
元東宮女御を本気で俺から離れられなくさせて、恥ずかしくのたまう姿が見たい。
だから、この中将の君を堕として、俺の言う事を聞くようにさせ、御息所の寝所へ忍び込みたいんだ。
中将の君を何度も絶頂へ昇らせ、俺は一晩徹底的に中将の君を愛する。
その代償は中将の君をいつか裏切り、六条御息所を手折る事。
俺の邪な気持ちに気付くのは中将の君か、六条御息所か、どちらが、先?
俺の笑顔で中将の君の心を惑わし、まだ見ぬ姿の六条御息所を文を贈る事で見えない糸で縛りつけ、俺は少しずつ御息所をモノにする為の動きを開始する。