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戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉

第21章 明石の巻―謙信中将-<R18>


謙信中将は、入道の娘、その名前を舞と言うが、明石にいる間のほんの慰みものとして扱う予定だった。

だが、本当の理由と、更に娘の鄙育ちとは思えない矜持の高い文の内容に惹かれ、一人のおんなとしてきちんと扱いたいと思うようになった。

ある秋の、月の風情が良い夜、謙信中将はとうとう高台に住む明石の娘の許へ参じ、逃げる娘を追い掛け、手折る。



逃げた舞を捕まえ抱き締め、ほっそりしたからだつきの舞の下袴の紐を解く。

これが解ければ、後はずるりと全てを脱がせるだけ。

謙信中将は久し振りに抱くおんなの感触に心がざわめき、からだの熱が瞬時にあがっていくのに気付く。

舞は顔を横に背けたまま、謙信中将を見ないので、謙信中将は口付けを耳にして、耳をわざと音をたてて舐める。

「…っ…あ…」

「耳が弱いのか?」

謙信中将が耳元に低く甘い声を注ぎ込むと、舞のからだ全体が一瞬震え、声に感じいったような様子を見せる。

謙信中将は暴いた舞のからだを横たえ、中央にほの白く輝くからだに触れる。

両手で乳房を揉みしだき、中央の淡い桃色のものが固くなると、そこだけ集中して弄ぶ。

唇を噛みしめる舞から漏れる吐息が、妖艶さを増していく。
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