戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第20章 玉鬘の巻―政宗中将-あとがき
途中でどうしても書けなくなり、お時間をいただきましたが、ようやく書き終えました。
相変わらずの長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
玉鬘は夕顔と、光源氏の友人である頭の中将の間に生まれた娘ですが、数奇な運命の末、光源氏に引き取られます。
光源氏も手を出したいけれど出せない、でも他の男に渡したくない、というもどかしい思いをしながら養育するのですが、結局女房によって手引きされた髭黒の右大将に襲われ、髭黒を夫とする事になる女性です。
とにかく、玉鬘の巻だけなく、その後の巻にもずっと出番が有り、しかし全てに主役として出ている訳ではないので、途中でどう書いていいかわからなくなり、手が完全に止まってしまいました。
今回ほぼ全て書き直すという事に至りましたが、お時間をいただいたおかげで乳母が語るという新しい切り口で話しを作るという事にも思い立ち、書き始めたら一気に最後まで作る事が出来ました。
今回政宗が源氏役なのは、勿論夕顔の巻で源氏が政宗だったからです。
最後の最後で、夕顔の巻とつながるような終わらせ方にしたのですが、おわかりいただけましたでしょうか。
それでは、最後になりますが、よろしければ、次の姫と中将の愛もご覧いただけると幸いです。
そうなんです、まだ大物の姫様が残っているんですよね。
H30/02/11
あやは拝
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H30/11/24
part1~part6をひとつの章にまとめました