戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第15章 空蝉の巻―信長中将-<R18>
俺の腕の中で、おんな…舞は拒もうともがき、あがく。
舞の瞳から涙が流れるが、俺はむしろ、何故ここまで俺を拒むのか許せなくなり、どうしてもこの生娘でも無い舞を、犯さないと気が済まなくなっていた。
「どうしてこんなに聞き分けがないのだ。こうなった以上、俺と貴様との間には、前世からの約束があったと思えばよかろう?このように俺の腕から逃れようとするとは、俺はおとことして立つ瀬が無かろう」
俺の多少怒りを含んだ言い方に、舞は必死に哀願する。
「私はもう、浅ましい身の上です。何卒、お許しくださいませ。
まだ夢を見ていられる時分でしたら、このようなお情けは嬉しく、自惚れなど持って生きて参れますが、もう、私はそのような夢を見る身分ではございません。
何卒、私の事はお忘れくださいませ…」
そんな懇願、知った事では無く、俺は貴様に拒否される事が許せぬのだ。
しかし、俺はその事を隠し、密やかに舞に語り掛ける。
「俺が信じられぬか?俺に全てを預けて、俺を頼れ。俺と不幸へ堕ちれば良い」
俺の言葉に舞はやがて諦め、俺が下袴の紐を解くのを黙って従っていた。
小さく細いからだはあっさりした体つきだった。
他のおんな達が豊かな胸乳(むなぢ)を持っていたのに比べると、この舞のものはきゃしゃで童女のようなからだをしていた。
しかしながら、それでもからだの中心はしっとりと、おとこを受け入れる様子はありありと有った。
俺は指でたんねんに舞の割れ目をなぞり、十分に潤わせてゆく。