戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第13章 葵の巻―光秀中将-<R18>
思わず漏れ出る言葉尻を捉えて、光秀様は意地悪く問う。
「そうか、触ってはいけないか?」
「あん…だめ…っ、触ってください…っ」
思わずみだらなお願いをしてしまったわ。
でも光秀様は優しく甘く笑われて、いい子だ、とおっしゃる。
光秀様は指を私から離されると、着ていらしたものをお脱ぎになった。
鍛えられた美しい裸体がほの白く光る。
光る君の御名にふさわしいお美しさだわ。
私が光秀様に見惚れていると、たくましいからだが私にかぶさる。
「みつ、ひで、さま…」
「どうした?」
「美しい、ですわ…私、こんな美しいかたに、抱かれるのですね…」
光秀様のたくましい二の腕を、思わずさすってしまったの。
ふっと光秀様は笑われ、そして、すぐ後、光秀様の熱が私を貫く。
「…ああ…あっ…」
思わず喘いでしまう、甘くてたくましい光秀様の熱。
私を思い切り貫いて。
私をうんととりこにさせて。