• テキストサイズ

イケメン戦国 「めぐり逢い」

第151章 心を伝える


信長はそれに、ふ、と笑みを浮かべて言う。

「そんなの気付いていた。貴様の態度から、俺への想いが溢れていたからな」

信長は優しく舞に言い、舞は嬉しそうに微笑んだ。

「…嬉しい、です…」

「…そうか…では、貴様の全てを俺のものにするぞ」

信長の片手が袷の中へするりと入り込み、直接、膨らみに触れる。

「…あっ、う…ん…」

舞の声が漏れ、その声に信長は満足そうに言う。

「ほう…貴様、良い声で啼くな。では、俺にもっとその声を聞かせろ」

信長は差し込んだ手を出して、その手を舞の首の後ろから肩に回し、もう片手を膝の裏に差し込み、何なく舞を横抱きにし、既に用意されている褥に連れていきおろし、そして信長は覆い被さった。

「貴様を…俺に…寄越せ…」

低音に、いつもと違う甘さを含ませた信長の声に、舞はぞくりと背中が粟立つ。

「…はい、信長様…」

小さく、柔らかく、舞は返事をする。

信長は口付けを舞に落とし、唇を合わせる音が少しずつ激しくなる。

そして信長は舞の帯を解き、二人だけの愛の動きが、荒げた浅い息と淫靡な水音が響く中、だんだんと激しく行われていった。
/ 565ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp