第93章 三成の意地悪(R18)
返事をしながら擦られ、声を大きくする葉月に、更に三成は意地悪を仕掛ける。
「ねぇ、葉月さん、どうして欲しいですか?」
中を擦るのは止め、色気を含んだ紫の瞳が葉月を見つめる。
「あ、ん…」
涙目で三成を見つめ、どうしてこんな時に、と思いながら言う。
「…い…いじ、わる…」
「意地悪、ですか。答えないといつまでも気持ちよくなれませんよ?」
三成の言葉に、観念したように答える葉月。
「…お願い、します…気持ちいい、ところ…いっぱい触って欲しい、です…」
我慢出来ずに、素直に答えが戻ってくる。
三成は笑みを浮かべ、葉月の願いをかなえる事にする。
「良い、でしょう…もっと触れて、葉月さんのおねだりを聞きましょう…」
途端、指が再度熱の中心に入り込み、葉月の吐息を聞かず内壁を擦り出す。
「あ…あ…そこ、イイ…っ」
喘ぐ葉月に更に蕾も触れ、葉月は悶える。
「みつ…なり…さま…っ、ずる、い…」
「…何がずるいんですか?」
声にも色気を含ませて、三成は言う。
「そっちも触れたら…あぁ…ん」
声を上げ、葉月は三成のからだにしがみつく。
「も…だめ…っ」
がくがくしだし、中でぎゅうと締め付け達し、しばらくすると葉月の全身が弛緩する。
「では、私の番ですね」
ひとりごちると三成は自分の熱を、葉月へ挿す。
「あ、あ…みつ、なり…さま…」
達した直後の挿入に、入ってくるだけでまだ熱を持っている葉月のからだは、すぐ反応し、喘ぎだす。
「ん、お願い、します…もっと…欲しい、です…」
「いいこ、ですね…たくさん、あげますよ…」
うっとりと三成を見上げる葉月に、色気と熱をはらんだ三成の瞳が絡み、二人の高みを目指す行為は続く。