第80章 蕩ける（R18）

夜着を脱がされた葉月の背中にいくつも痕をつける三成に、葉月は肌を粟立てさせながらも、甘い感触に酔わされる。

「みつ、なり、さま…せ、な、か…あぅ…」

三成は背から片手を前へ回し、その手で葉月の胸を揉みしだく。

胸の中央の突起を弄ばれ、背中に唇が這い、それだけで葉月の吐息が掠れてくる。

「…どうしましたか…？」

愛撫を続ける三成の声はあくまで優しく甘く深い。

全てを甘く包む動作に、葉月は溶けてしまうのではないかと錯覚する。

「…みつな、り、さま…とけ、そう…」

吐息と共に、葉月は、やっと声を出す。

三成はその声に満足そうに笑みを浮かべると、横向きにしていた葉月のからだを仰向けにして見下ろす。

そして三成は葉月の首へ唇を這わせながら、片手でまたふくらみに触れる。

「ん…あっ…」

ふくらみの中央の突起に触れられ、反応する葉月へ執拗に悦楽を与える三成に、葉月はどんどん愉悦の海に引きずられていく。

「ん、みつ、なり、さま…っ」

そして、熱を帯びたからだの中心に指を這わせ、三成は潤う、その部分を確認する。

熱に指を入れ、葉月の感じる場所を擦ると、葉月のからだが喘いで揺れる。

「んぁ…そ、こ…」