• テキストサイズ

イケメン戦国 「めぐり逢い」

第62章 信長に話す


あっさりとした信長の言に、あっさりと二人の事が解決してしまい、むしろ三成のほうが驚いていた。

「よろしいのでしょうか…葉月さんが秀吉様の養女になる、という事で…」

「俺は構わないが葉月が驚くだろうな。それに…武家の娘として嫁ぐのであれば、竹から武家の行儀作法を教え込ませなければならないし…」

ふと、今朝の葉月の様子を思い出す。

やけに行儀作法を知っていたし、あの言い方…知りたいですよね、と確か言っていた…葉月は何を隠している?

政宗達も簡単に片付いた事に意外そうな表情を隠せなかったが、祝福してくれた。

「良かったな、三成」

政宗がぽん、と三成の肩を叩くと、光秀も笑みを浮かべて言う。

「あの娘と恋仲になるとはな。まぁ良かったな」

家康は辛辣そうに言い放つ。

「葉月が大変そうだな。でも俺には関係ないけど」
/ 565ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp