• テキストサイズ

イケメン戦国 「めぐり逢い」

第37章 親の気持ち?


「ああ、茶屋の女将もけしかけたらしい」

「茶屋の?」

「秋祭りに行った事がないから、是非行ってこいと葉月に言ったそうだ」

「へぇ、茶屋の女将、なかなかやるな」

秀吉が感心した。

「じゃあ、俺は舞からの言伝を教えたからな」

政宗は秀吉にひらひらと片手を振り、御殿に戻るからと、去って行った。

「舞のところへ顔を出しておくか…」

秀吉は御殿に戻る前に、舞の部屋へ赴く。



「舞、いるか?」

「秀吉さん?どうぞ」

部屋の前で声を掛けると、舞の返答が戻ってき、秀吉はからりと襖を開けた。

「舞、政宗から聞いたぞ。骨折ってくれてありがとうな」

「ううん、羊羹もっと食べたかったから大丈夫。
あのね、秀吉さん。三成くん、なんていうか…すごいね」

「どう、すごい?」

舞の困惑に、秀吉は聞かされて納得した。

-葉月の笑顔を見たら、息するのを一瞬忘れた。
/ 565ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp