• テキストサイズ

イケメン戦国 「めぐり逢い」

第35章 秋祭りに誘う


三成と舞が茶屋の中へ入ったのを見て、何だろうと、春も中へ入ってきたのだった。

「ここの秋祭り、行った事ないだろう?
石田様に連れて行っていただくと良いよ」

「でも茶屋のお手伝いは…」

「祭り自体は夕刻からが本番だから、早めに茶屋を仕舞いにすればいいさ」

「春さん…」

「石田様、この子、祭りに行った事がないんです。
連れて行ってあげてくださいな」

「はい、勿論です。葉月さん、案内しますよ」

「…はあ…では、よろしくお願いします…」

舞の提案に、春からの後押しもあって、二人で秋祭りへ行く事がこうして決まった。

「では、その日は秀吉様の御殿へお迎えにあがりますね」

「…はあ…よろしくお願いします…」

同じ答えしか出てこない葉月だった。
/ 565ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp