第1章 面影 〜サスケ〜
指を包み込む温かな肉壁を割って進み、中で指を動かすと、少女の腰がくっと浮いた。
「やんっ、サスケ、そんなことしちゃっ…………あっ、んうっ!」
たまりかねた少女がサスケを止めるつもりで口を開いたものの、それは嬌声にしかならなかった。
脚を閉じようにも、サスケの膝に邪魔されてできない。
サスケは姉が抵抗できないのをいいことに、蜜壺の中をかき回し、少女の感じるポイントを見つけると、そこを重点的に攻めた。
もっと気持ちよくなって、もっと俺だけを見て……他の人のことなんか、考えられないくらい。
今やサスケは、先ほどまでの躊躇いが嘘のように、少女を感じさせることに夢中になっていた。
早く少女の中に己を収めたいのはやまやまだったが、姉を愛するがゆえに、彼は急ぐことをしなかった。
こういうことは、単に欲望を吐き出したいからではなく、二人で気持ちよくなりたいからするんだ、と思っていたから。
姉が自分をすんなりと受け入れられるように、彼は少女の中をよくほぐし、確実に準備を進めていた。
それに…………なんだろう。
姉が感じている、恥ずかしそうな切なそうな表情を見ると、サスケの胸の奥もキュンとして、嬉しい気持ちになるのだった。
少女の秘部はサスケに開拓され、指を抜き差しするたびに糸を引く蜜は、甘い女の匂いを放っていた。
「んっ……あぅっ……さ、すけ……私、もうっ…………」
少女が脚をガクガクと頼りなく震わせ、サスケに何かを切望する。
お願い、挿れて。
声になっていなくとも、姉がそう言いたがっているのが、サスケにはわかった。
「っ……姉さんっ……待って、すぐにしてあげるから…………」
サスケが少女の胸から口を離し、ズボンのジッパーを下ろす。
その中から、待ってましたとばかりに飛び出したサスケの肉棒は、充血して元の大きさの倍以上になっていた。