第1章 面影 〜サスケ〜
更に、ワンピースのボタンを一つ外して少女の肌に直接触れれば、膨らみの頂にある薄紅色の突起がサスケの手のひらを掠める。
それに気がついて、サスケはそこを指先でキュッとつまんだ。
途端、少女の身体が大きく跳ねる。
悩ましく脚を擦り合わせ、涙の溜まった瞳をサスケに向ける少女は、まだ快感を感じることに躊躇っているようだった。
身体を捩り、やっとの事で弟の接吻から逃れた彼女は、唾液でてらてらと光る唇から熱い吐息を零した。
「……っ……サスケッ……わ、私っ…………」
はあはあと荒い息をし、サスケを見つめる少女には、昼間とは比較にならないほどの色気が漂っていた。
「……姉さん……大丈夫だよ。すぐによくなるから…………」
サスケがワンピースのボタンを素早く外し、少女の果実にむしゃぶりつく。
「……やっ……ん、サスケッ…………」
少女が快感に身体を震わせ、壁に背中を預けて目をギュッと瞑る。
両手で自分の口を必死に押さえ、声を堪えているさまは、純情な彼女らしいものでもあった。
サスケは姉の敏感な部分を吸い上げ、舌の上で転がし、あるいは甘噛みして、姉の身体を開発していった。
ときどき部屋に響くチュッ、チュッという妖しい音と、絶え間なく与えられる性感に、少女の脳は蕩かされていった。
少女の足の間に膝を滑り込ませて、サスケはそのまま、姉の脚の間の秘密の花園をまさぐる。
白いレースの下着の上から触れたそこは、ふにふにと柔らかくて、すでにぐっしょりと濡れていた。
サスケは、姉が自分の愛撫に感じていることを知ってたまらない気持ちになって、
下着の細いクロッチを退かし、思い切りよくそこに直接触れた。
溢れんばかりの愛液がサスケの指先を出迎え、少女の白い太腿を伝い落ちる。
サスケは少女の秘肉の中にその源を見つけ、人差し指を滑り込ませた。