第1章 1
愛美とka-yuの横に立ち、yasuは今にも愛美に唇を落とそうとしているka-yuの右腕を掴んで引っ張った。
「痛たたたた!!アホか、これは俺の役目や!!」
「いーや、俺の役目や!!はよ退きka-yu!!」
「何でや!!」
ka-yuはソファにしがみつき、愛美の正面というポジションを死守している。
そんなka-yuの腕を退け、同じように愛美に覆い被さろうとしているyasu。
そして、ギャーギャーと喚く2人の下で、今なお爆睡している渦中の人物・愛美。
「・・・・・・この状況で良く寝ていられんなぁ・・・愛美・・・」
kiyoが呆れたように笑うと・・・
「酷い・・・・・・」