〔 イケメン戦国 -生意気な少女?の異世界物語- 〕
第1章 始まり
政宗「 ………… 」
三成「 謀反となるとやはり顕如も絡んできますかね 」
信長「 まだ分からんな。引き続き頼む 」
三成「 はい 」
( 顕如って誰や )
聞こうと思えば、もう解散だと言われ
私を含め5人はそれぞれ出ていく。
間が悪いなぁ
秀吉「 七海、さっき着物を着た部屋で寝ろよ。
とは言っても二刻ぐらいしかないが… 」
「 二刻……はい、まぁ、休みますね 」
寝坊するなよ と忠告されるが、二刻なんて分からないので
堂々と寝坊しようかな と考えつつ部屋を出る
「 …あ、布団引いてあるじゃん。ラッキー✩ 」
ゴロゴロと転がるけど、1度寝たせいかあまり眠くない
「 んー、外いっちゃダメかな。こんだけ暗いなら星絶対綺麗だよね 」
窓のようなところを開け、顔を出す
上を向けば、そこには
( うっっっわぁ…… )
月に照らされ、それぞれ輝く星々が辺り一面に広がっていた
「 ……すごい 」
外へ出て全身で感じてみたい
その場所から体を乗り上げて部屋から出る
夜風が頬に当たり、涼しく感じる
( 戦国の夜!! 結構すごい体験じゃん。
綺麗だし、見とれるなー )
ヒュゥと甲高い音
風だと思っていると上から声が降ってくる
「 お前、逃げるの好きだな 」
ひょこっと顔を出しているのは、政宗だった