第2章 まさか…
取り敢えず病院から出て、服を……
実家にあるな…
実は前にこっち(現代)に戻って来た時、前私が住んでたアパートは解約したのだ。もうこっちに戻るつもりなかったから……
でも、実家行くよりお店で買った方が早い。
うん。
確かあっち(戦国時代)でもケータイと財布は肌身離さず持ってたんだよね〜
ーゴソゴソ…
あ、あった!!
あ!佐助くんに繋がるかな?
スマホを取り出し電源を入れ、電話する
ーートゥルルルル…トゥルルルル………
佐助『もしもし?」
「あ!もしもし、佐助くん?!」
佐助『華恋さん?!今何処!?」
「現代に戻っちゃった…信長様も一緒に…」
佐助『信長様も一緒なら良かった…俺はまだ戦国時代にいる。今安土城の広間で秀吉さん、三成さんと話しているんだ。』
「え、安土城にいるの?!」
秀吉『信長様もご一緒か華恋!?』
「う、うん。一緒だよ。信長様に代わるね」
信長様に携帯を渡し耳に当てて話す様手短に説明した
信長「秀吉か、俺は大事ない。」
秀吉『は!ご無事で良かったです!』
佐助『信長様、一旦華恋さんに代わってください。』
(信長と電話を代わり)
「はい、代わったよ。」
佐助『今、スピーカーにしてるんだ。其方も出来るかい?」
「ん〜外だからイヤホンするね。」
(プチ…)←イヤホンつける
「信長様、此れをこうやって耳にかけて下さい」
信長「こうか?」
「はい。大丈夫です。
はい、佐助くんオッケーだよ。」
佐助『ああ、まず、2人と城下で会ったときに言った通りまたワームホールが開いたんだ。何故かはわからないけど…それに、いつまた開くかまだ観測出来ていないんだ。』
「そっか…」
佐助『また連絡出来ればいいけど…何で今繋がってるのか不思議だ。取り敢えず此方で調べてみるから。』
「うん。ありがとう佐助くん。」
信長「大体判った…手間を掛けさせてすまないな佐助。」
佐助『いえいえ!あの織田信長の為になるなら喜んで!
それで信長様、ちょこちょこ安土城に来るのは…』
信長「許可する。何かあれば連絡しろ。」
佐助『御意!では華恋さん、信長様、連絡は取れるか分かりませんがまた!』