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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第20章 近過ぎたキミ⑤(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
目の前に置かれたカップを遠ざけると
「そっか…美味いんだけどな…
じゃあ…泣けよ…どうした?
喧嘩したのか…?」
ストンと隣に腰を下ろした嶋田さんが
甘く甘く囁いて私の頭を撫でた
その声も届かなくなる位
辛くて苦しくて
『徹…徹……』
無意識に涙にまみれた声が上がる
「そんなに好きなのに
なんでそんなに泣かされてんだ?
俺と別れた後
何があった?
話せよ…聞くから…
なぁ…泣き止んで姫凪」
ギュッと身体を抱き締められて
背中を優しく擦られる
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