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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第19章 近過ぎたキミ④(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


拒否られると思ってただけに
少し笑いながら
押し付けた姫凪の
頭を撫でると

『…もう…イヤ…
考えるの疲れた…』

期待した言葉じゃなかったけど
後少しだ

後少し引っ張れば
姫凪は戻って来れる

「考えなくていいよ
このまま少しドライブ行こうか?
遠くに連れて行ってやるから、な?
海でも見に行く?」

やはり返事はないけど
抵抗もしない姫凪を
再び車に乗せる

「こらこら…シートベルトくらいは
してくれよな…」

姫凪の前に
身を乗り出して肩の奥の
シートベルトに手を掛ける

この体勢…ヤバイ…

シートを倒したくなるポジション

「姫凪…」

『なん…ですか…』

チラリと上がった顔
無垢な目にクラクラする

…クソッ!
そんな無防備になんな!

「シートベルト!
チャントしなさい!
後、顔だけでも警戒しなさい!
俺じゃなかったら
食われてるぞ!その赤いの!」

伸ばしたベルトを
座席の横でカチャッと止め
唇をムニッと摘む

危なっ!
理性の糸切れそうだったー!
 
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