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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第19章 近過ぎたキミ④(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


何かを耳打たれて及川の
空気が変わっていく

「いくら岩ちゃんでもダメ!
姫凪には…」

しどろもどろじゃん。

助けるのか?って?
そんなつもりねぇよ。

せっかくのチャンス

「姫凪ちゃんの彼氏は
俺だからね」

逃せないだけ。

及川の言葉を遮り
四人に無理やり割り込む

振り返った顔は4つ。

俺の目に映るのは

「やあ、姫凪ちゃん
ご機嫌どう?元気?」

姫凪だけ。

『嶋田さん…!』

振り向いた顔に聞きたかった声に
トキメイてしまう

別に笑いかけられてもないし
どちらかと言えば
警戒した顔してるのに

「攫いに来たよ?」

好きが溢れる

「あ?誰だよ、姫凪」

もちろん、溢れるのは

「キミこそ誰だ?
俺のオンナに馴れ馴れしいなー
あんまり威勢が良過ぎると
オッサン手加減出来ないよ?」

嫉妬もなんだよな

ニコリと少し煽る様に笑うと
ピクリと顔が引きつり
敵意が顕になる

「岩ちゃん抑え…」

「ナメられたら終わりだろ」

若いなぁ

血の気多い奴キライじゃないけどな?

分かってねぇなー

姫凪を好きなら
大事にしたいお姫様なんだったら…

『きゃあ!』

「「姫凪!?」」

「手加減しないのは
キミ達に、じゃなくて
姫凪ちゃんにね?
ヤキモチで壊しちゃうよなー
姫凪ちゃんの身体が
バラバラになって
融けちゃっても良いんかな?」

ダメでしょうが。

離したら。

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