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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第19章 近過ぎたキミ④(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「なんの事?」

笑顔を崩さず
サクラちゃんを引き離し

「いくら岩ちゃんでもダメ!
姫凪には…」

"まだ早い"

そう言って切り抜けるつもりだった

それなのに

「姫凪ちゃんの彼氏は
俺だからね」

オレが言いたかったセリフが
背中から聞こえる 

驚いて振り返ると

「やあ、姫凪ちゃん
ご機嫌どう?元気?」

夕暮れの風に靡く黒髪
爽やかな笑顔が
オレ達の後ろに立っていた

『嶋田さん…!』

「あ?誰だよ、姫凪」

ギロリと嶋田さんを睨んで
姫凪を引き寄せる岩ちゃんに

「キミこそ誰だ?
俺のオンナに馴れ馴れしいなー
あんまり威勢が良過ぎると
オッサン手加減出来ないよ?」

嶋田さんは黒い笑顔を返す

いやいや!
相手が悪い。

岩ちゃんゴリラだから!
悪いけど勝ち目ないよ!

「岩ちゃん抑え…」

「ナメられたら終わりだろ」

終わらないから!
止めなさい!!

岩ちゃんが引き寄せてた
姫凪を離して
拳を握った途端

『きゃあ!』

姫凪の香りが
ふわりと移動して

「「姫凪!?」」

あっという間に嶋田さんの腕の中に。

ギュッと胸板に姫凪を
押し付ける

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