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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「わぉ!貸し切りじゃん!
姫凪〜
何からする?」

人気のない図書室の隅の席に
腰を降ろして
山になった教科書をペラペラ捲る

『あ、えっと数学?』

「オッケー
じゃあ先ずは復習からね」

アンダーラインの引かれたページにある
問題からユックリ確認していく

「…ここまで大丈夫?
ならこの問題を…」

ノートを覗く徹をチラッと
見上げると
伏せ目がちの睫毛。

思わず見惚れる位
カッコイイ

さっき甘いキスをした唇に
目を奪われる

「どうしたのさ?
まだご褒美はあげられないよ?
ほら…解きなよ…」

クスリと笑いながらも
脇腹辺りに指が這う

『きゃっ…んぐ!』

擽ったくて上がる甘い声を
徹の大きな手が受け止める

「こらこら…声ダメ…
ちゃーんと問いて…?
大丈夫…
チョットお仕置きするだけ…だから。
はい、声は我慢、だよ?」

妖しい笑みが顔いっぱいに広がり

口から手が退かされ

「ほら、ここはどの公式使うのかな?」

スカートが捲られて
太ももに指が這う 
 
『はぅ…えっと…これ、かな?』

クネクネ動き
太ももを擽られる
きわどい刺激に
指が震えて

鉛筆が揺れて違う公式に
先が当たる
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