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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「姫凪、ちゃんとオレを見て?
大丈夫だから。
姫凪以外に揺れないから…
オレとの関係を
悔やまないで?
不安なんかいくらでも
上書きしてあげられる
でも…不満は…
どうにもならない事もある、から
オレはそれが凄く怖い…」

徹の言葉は幸せなのに
伝わる温もりは
落ち着くのに

どこかに何かが燻ってる感じを
拭い切れないまま

『ごめん…徹…
大丈夫…だから
徹がモテるのを
2日ぶりに実感しちゃって
拗ねちゃっただーけ!
ね?安心させて?
お勉強…しよう…?』

小さな嘘をついて笑った
私の心は小さく歪む

「どんなお勉強がしたいのさ?
図書室空いてたらいいね?
甘いお勉強も
教えてあげなきゃだもんね?」

徹のホッとした顔と
甘いキスに
また少しひび割れる心。

『もっと…甘いの…シテ…』

「甘えん坊だね…
特別だよ…?」

それを必死に埋める様な
熱いキスを交わして

ユックリその場を後にした

【不満と不安】

それがこの後の私達に
大きく響くなんて
思ってもなかった
 
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