第3章 ♑このまま ずっと(赤葦京治)拍手感謝 完結
襲って来る劣情と
それを上回る
「ヤバイ…恥ずかし過ぎ…ます…
テンパリ過ぎ…」
羞恥心
見事なまでの空回りで
妬いて慌てて
木兎さんの家にまで…
「穴があったら入りたい」
頭を抱える俺に
『何が恥ずかしいの?
テンパリ過ぎる程
私の事考えてくれたんでしょ?
疑われたのはムカツクけどー…
こんな可愛い京治見るの
初めてだから許してあげてもいいかな』
姫凪さんがクスクス笑って
キスを降らせてくる
姫凪さんのキスは
俺の憂いをすっかりはらい
「可愛い?ですか?」
いつも通りと
『京治?』
「…可愛く攻められたいですか?
それとも…可愛く無い事
思い出したいですか?」
さっき置いてけぼりにされた
劣情を運んで来る