第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「味方だって言ったよな?
言ったよね?」
オレの頭を撫でて
「テンパり過ぎ
色々急ぎ過ぎてんだよバカ
意識し過ぎてるくせに
いつも通りになんか
出来るもんかよ
力抜け
お前がテンパッてたら
姫凪もテンパる
せっかく繋がったんだろ?
拗れたら勿体ねえべ?」
ポンと肩を叩く
「繋がったって!
なんでそこまで知って……んぐ…」
「はは…
お前まじ落ち着け
バレバレだけど
自分で確定させてどうすんよ?」
まっつんが呆れた様に
笑った後
「良かったじゃん
せっかく繋げた絆を
無駄にする様な事すんな、な?」
オレの背中を叩く
「まっつん…」
"良かった"なんて
言われると思ってなかったから
何気ない
まっつんの言葉が嬉しかった
良かったと言ってくれる
まっつんの言葉を助言を
「…うん。オレ余裕なかった…
反省…する
心配してくれてたんだよね
ありがとう」
無駄にしちゃイケナイって思った
「は?心配?」
「え?オレと姫凪の
ラブラブが壊れるのを
危惧して………」
アドバイスをくれようとしたんじゃ?
「イヤ、さっさと通常運転に
戻らねぇと
お前、超絶面倒臭えから…」
ないんだね!!