第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「マコちゃん、5キロの米あるかね?」
「ばっちゃん腰大丈夫?
後で良かったら
配達するよー?」
「あんれまぁ、マコちゃんは
優しいねぇ
じゃあ、ついでにお肉も買うよ
私が後五年若かったらねぇ」
「いやいや。ばっちゃん。
五年じゃ、さすがにダメだろ。」
ペシッと肩を叩いて笑って
いつもの仕事風景が
流れていく。
「おーい、嶋田〜
今日、町内会の
バレー来れるか?
後輩軍団の練習にも
付き合ってくれー」
「おー。終わったら
烏野行くわー」
夕方店に顔を出しに来た
繋心に応えて
また仕事に戻る
この後バレーかー
体力残しとこ。
おっさんは腰にくるからねー
「うーし。後は前方陳列して
上がるかな」
今日も一日
仕事頑張った。
時計を確認して
肩を回す
好みの歌とか口ずさみながら
商品の棚を整える
隙間を埋めて
ラベルを前へ
品薄は補充…
真面目?当たり前だろー
お金貰ってますからねー
真面目に店員さんやってると
「すいませーん
ひきわり納豆ってどこですかー?」
上から降ってくる声
「はいはーい」
立ち上がって営業スマイル…
って顔上か!
俺よりデカイ奴は
精神的に苦手なんだよなー
ま、とりあえず営業スマイル……