第15章 ♢先取りサプライズ(黒尾鉄朗)生誕記念 完結
『鉄朗…ッ!?』
「はーい!くそ臭い告白終わり!
今度は身体で分からせます
お前しか愛せないって
その身体の奥深くに
刻んでやるよ
姫凪…お前からも刻んで…?
俺しか愛せない、ってな?」
真っ赤になる姫凪の
身体を包む服を一枚ずつ剥いで
透けそうな肌に
紅い印を落として
「返事聞こえねぇんだけどー?」
チラリと上目遣いで目を見る
ほら、早く
俺を満たしてくれ
お前にはソコソコなんかじゃ
満足出来ない
満足しない
いつでも全力で
いつまでも全開で
愛し愛される関係が
良いんだよ
『鉄朗…あの…!
私…も…!』
アップアップする顔で
十二分に伝わるけど
「なんですかァ?」
『…鉄朗…しか…
愛せません、から!!
心配なんか出来ないくらい…
…私に…溺れさせま、す!』
ヤッパリその声で顔で
伝えるお前が最高だ