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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


「待たねぇ。
もう分かっただろ。
俺はアイツを泣かせたくないから
別れたんだ
だから、泣かしたら
ただじゃおかねぇ…分かったな」

泣きそうな顔を隠し
背中を向けて
颯爽と去ろうとした俺の腕が

「待て、バカ山!
お前なんか勘違いしてねぇか?!
まさかだけど
俺とがアイツに振られた事
知らねぇ、とかナイよな?」

ガシッと掴まれる

「…ん?
なんで振られたんだ?
キスして庇われて
振られたって
ふざけてんのか?」

「それ俺に聞くか?
お前の言葉借りるなら
ふざけてでも
そんな事言うか。
チャント振られてる
悪足掻きして食い下がったけど
なーんも変わらなかった」

「なんで?」

「なんでかとか
何があったとか
アイツに聞いてると思ってたんだけどな
なんで、なんにも聞いてねぇわけ?」

なんでって言われても…

「…そんな状況じゃなかったと言うか…
そういう状況だったのかもしれないけど
俺がぶっ壊したというか…」

全部俺がやらかした…よな?
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