第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
「嫌か?」
『ううん、嫌じゃない、けど
初めてだから恥ずかしくて』
「はじ………めて?」
『ヘン?』
変どころか嬉し過ぎる。
キスが初めてって事は
その先も必然的に…
こんなの止まれるわけねぇだろ
「ヘンなもんかよ。
俺がハジメテとか
クソあがる。
…優しく、する」
さっきの我慢はどこへやら
布施の身体を触る手つきが
怪しくなっていく
『影山くん…?!
だから、そんなイキナリは…!
心臓潰れちゃう!』
「だから、そういうのが
ツボなんだって。
大丈夫…嫌なら絶対止める…
全力で抵抗しろ」
昨日とは違い
なるべく優しく
ガラス細工に触れるように
慎重に肌をなぞる指
「…綺麗だな、白くて…食いたくなる」
乱れて見えた肌に
キスを落とし
そのまま舌をくすぐる様
動かすと
『…ァン、、!』
布施の唇が甘く開いた
「エロい声出てる…」
『そんなハッキリ言わないで…
スルーしてよ』