第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
上がる息に混ざる声が
更に色っぽくて
「スルー出来るわけないだろ
もっと、聞かせろよ
俺だけしか知らない…声…」
チュッチュッ、と
肌に食い付きながら
ソッと下着の留め具を外した
『ひゃあ!
ダメ!ダメです!
本当に!!』
「なんでだ?」
『だって、いっぱい泣いたからか
なんか汗かいてるし
下着だってテキトーだし
メイクも、歯磨きも…
あー!もう!なんか全部
ダメなんです!!』
イキナリ暴れて
目をキョドらせて
色々想像してんのが
丸分かりな様が可愛くて
「気にしねぇよ
俺も部活終わりで
風呂入ってねぇし
下着もテキトーで
歯磨きしてねぇから」
喉を鳴らしながら
布施の細い身体を抱き締め
緩んだ下着を
スルリと引き抜き投げ捨てた
「テキトーな下着
これで見えなくなったな
で?ほかにマズイ事は?」
『恥ずかしい…し
それにちょっと、怖い…』
抱き締められた熱に
少し大人しくなったけど
まだ小さな抵抗を繰り返す布施