第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
このままイケる所まで…
そんな気持ちもムクムク膨らんで来てるのを
見越したように
「お茶持ってきたわよー!
影山くん、良かったら
晩御飯食べて行きなさいよ
姫凪もその方が喜ぶし、ね?
出来るまで二人でごゆっくりー」
叔母さんの援護射撃。
『叔母さんたら、強引なんだから…
影山くん、ごめんね?』
「全然。
布施と居られるの
嬉しいから、良い」
乾いた喉をお茶で潤し
「えっと…嫌なら良いんだけど…」
グィッと布施と距離を詰める
『え!?』
嫌なら良いとは言いつつ
本音は、くっつきたいし
キスもしたい
あんな無理矢理が
二人の初キスなんて
嫌過ぎるだろ
「嫌なら言え。
死んでも止まる」
顎を跳ねあげて
目を見つめ
ゆっくり顔を近付けると
布施の目も
ゆっくり閉じて行った
パクリと食い付いた唇
抱いた身体は
微かに震えてる