第14章 おくすりイカガ?(二口堅治)生誕記念 完結
「貸しだかんな?
大人しく寝てろよ〜?」
姫凪の詰まる鼻を
ギュッと摘み部屋を出て
向かった先は
近くのスーパー
「お粥とかなら
食べれっかなー?
後は…果物とか…?」
ブツブツ言いながら
材料を物色してると
「俺が持つから!」
「え!?良いよ!
忠くん風邪引いてるんだから
今日は私が!」
俺の前で小競り合いし始める
カップル一つ
「あれあれ?
烏野のジャンフロの一年じゃん
確か山口?だっけ?」
「へ!?はい!?
あ!伊達工の二口…」
「呼び捨て〜?」
「す、すいません!
二口さん!!」
オドオドしながら頭を下げる
烏野一年の隣
ギュッと手を握ってる
小さい人影