第14章 おくすりイカガ?(二口堅治)生誕記念 完結
『え?!抱く?!』
「覚悟しろ?
汗タップリかかせるかんな!」
驚く姫凪に
コートを着せて
寒空を急ぎ足で家に送り届ける
お茶とかお菓子とか
言う姫凪を
「要らねぇって
ほら…ベット来いよ…」
強引に止めて
ベットに縫い付ける
『え…イヤ…風邪移る…』
まさかのイキナリの
ベットインに
戸惑う姫凪を
「俺も、イヤ!」
ギュッとキツく抱き締める
無理矢理?
とか思った?
ざーんねんでした!
そこまで猿じゃねぇの!
「身体冷え過ぎなんだよ!
別に何もしねぇから
ほら、温めてやっから
抱かれてろ」
姫凪の頭を撫でて
身体をスッポリ包み込む