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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


「三丁目?
あぁ…国見とか金田一の家の近くか?」

『うん、そう…
小学校も一緒で…』

「へぇ…」

送るとか行ったものの
気の利いた事を言えるタイプでもねぇし

会話も全然盛り上がらない

かろうじて繋がったまんまの手だけは…と
思ってたんだけど

「あれー?トビオ?」

「!?及川さん!?」

「ゲッ…オマエが何でここに…」

「金田一…と、国見も…」

つい最近まで見慣れた顔ぶれに
驚いて思わず離してしまった

「久しぶりだね
トビオちゃん
烏野に入ったって本当だったんだ
どう?調子は」

相変わらず笑顔の及川さんと

「烏野(そっち)でも王様か?」

「…」

こっちも相変わらずの反応

「王様って言うな」

「本当の事だろ」

ピリピリする金田一との間の空気に
スッカリ忘れかけてた後ろにいる存在を
思い出させたのは

「オマエ、烏野行ったんだ」

国見の声と

『…うん、まぁ…ね』

この場に似合わない高く甘い声
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