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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


殆どが木兎さんで
飲み会の予定に
バレーの誘い

…返事は…また明日で良い、か。
腹は減ってるけど
作るのは面倒くさい
片した食器を極力汚さない様に
オニギリを作り買い置きしている
カップ麺を作る
予定とは真逆の
質素過ぎる晩飯を終えると
襲って来る疲労感と睡魔に
夢の中へ引きずり込まれてしまう

結局ソファーで夜を明かし
身体を起こすと
ズレ落ちるブランケット

「…姫凪、さん?」

寝ぼけ眼のまま
あたりを見回すけど
姫凪さんは居ない

時計を見ると
姫凪さんの出勤時間
ギリギリくらい

まさか寝坊?!

慌ててソファーから飛び起き
寝室のドアを開けると

「え?居ない?
姫凪さん!?」

そこは荒れた様子もない
キチンと片されたベットルームが
広がっている

もう出た?
いや、ありえなくはないけど…
いつもなら起こして行くのに…

少し不満を覚えながら
リビングに戻ると
ダイニングテーブルの上に
【いってきます】とだけ書かれた置き手紙
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