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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


ウソは付けそうになくて
バカ正直に認めると

「そうですか」

一瞬苦い顔をした後

「じゃあ、上書きしないとですね
姫凪…キス、する」

強引だけど甘いキスが降って来た

疲れた身体の力が一気に抜けそうになる
…けど!まだ店の中には
同僚が居るし
人通りだってゼロじゃない

『京治、ココ、外!
しかも店の前…ンんッ』

「聞こえない…お仕置きですよ」

抵抗しようとした身体は
更にキツく抱き締められ
舌が言葉を絡めとって飲み込んでいく

「…家まで待てますか?」

離れた唇で囁かれ
自然と横に揺れる首
帰らなきゃ駄目なのに
ご飯もお風呂も
京治としたい事は
沢山あるのに

『京治…待てないよ』

欲しくて堪らなくて
今度は私から唇を奪う

「ホテル…行きます?
朝早く帰れば俺も学校間に合いますし
それに…待てないのは
姫凪さんだけじゃないです
俺も待てない
嫉妬でおかしくなりそうです」

少し情けない声をあげ
私に香りを移す様に
身体を擦り寄せる京治
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