• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


「大丈夫ですよ。
とにかくそっち向かいますから」

サッサと纏めて電話を切って

「落ち着けよ、俺のバカ…
子供じゃないんだから…」

早過ぎる後悔を噛み締める

「あかーし?なにしとん?」

「ナンデモナイ。
お会計は?」

「ここは俺の奢りやて。
ハイ、木兎クンに渡した金」

ニコニコ笑う宮侑の好意を
素直に喜べないとか心が狭すぎる

「…ありがとう。
今度学食奢る」

深呼吸して
なんとか平常心を装い
返されたお金を財布に戻す

合流した木兎さんと宮治を引き連れ
少し冷たい夜の風の中
姫凪さんの店へ急いだ
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp