第71章 ♓最高のプレゼント(月島蛍)
顔を真っ赤にして
『恥ずかしくて死ぬー!
姫凪明光くんの部屋で寝る!
…だめだ、明光くん帰って来るって
言ってた…から
リビングのソファーで…
あー!明光くん何時に帰って来るのー!』
一人アタフタして
本当、キミって
「もう良いよ、アニキは。
姫凪…寒い…
こっち来なよ」
バカだよね。
キミが思う事は
僕が思う事
100%じゃなくても
きっとそれに近いくらい
同じなんだよ
「おいで、姫凪。
一緒に寝よう?
ほら、早く…!」
『蛍?どうしたの?
今日はシないって…』
「忘れた」
距離を潰して姫凪を引き寄せ
勢い良く押し倒して組み敷く
「姫凪、良いよね?
ダメって言われても
止める気ないけど」
オロオロする姫凪の
唇を塞いで舌を捩じ込むと
ジタバタしてた身体は
おとなしくなって
クチュリと舌の動きが
艶かしくなる
こういう素直な所
凄い可愛い
『蛍…姫凪…
ホントに、我慢
出来なくなるよ?良いの?』