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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


つーか、侑には姉が居るだろ
引くほど猪突猛進の二人が
揃いも揃って
パートナー間違えてんじゃねし。

朝からバカか?ってくらい
走り回ったのに
見つけらんなくて
仕方なく、ないと決め付けた部室へ
すると…

「警戒せんでも
双子の好物食う程物好きちゃう。
お前が独り言言うても
聞こえんフリしたるから
思いっ切り吐き出したらええ

行くで、姫凪」

オイオイ。
まさかだろ、この組合せ。

部室へ向かう廊下には
姉と北さん

『泣いて…理不尽に当たったり
するかも知れませんよ?』

「勝手にせぇや。
それでまた笑えるんやったら
別に気にせぇへん」

『…はい、北さん。
あの…ありがとう御座います…』

なんかいい雰囲気だと思うのは
俺だけじゃないよな
あんな優しい北さん見たの
侑が風邪ひいた時くらいじゃね?

まさか北さん…

「部屋貸すだけや。
その後、頑張るんは姫凪や

それより鼻水はよ拭き。
垂らしとったら荒れて痛なるで」

『鼻水はもうええですって!
ちゅーか、出てへんし!』

「いや、出とる。
そりゃもう漫画みたいに…」

…さすがに、ナイか。

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