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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑 治)⑤


サッサと飛び込んで奪還せな
…せなアカン…けど

北さんと二人きりって事は…
やっぱり俺だけ拒否られてんのか?
治とも北さんとも二人切りになってんのに
俺とは…って!マイナス止めぃ!
信じるって決めてここまで
走ったんやろがぃ!腹括れ、俺!

グッと足に力を込めて
"ちょーっと待った!"的なアレで
飛び込もうとした俺の耳に

「まぁ、お前やったら
俺が支えたってもええねんけど」

まさかの言葉が飛び込んで来る
き、北さん!?
口説いてる?!
北さんライバルとか治よりエグい!

「俺にするか?
俺はお前やったら、かまへんよ」

かまへん事あるかーい!
心で突っ込むのとほぼ同時

『「はぃいい!?
それはアカン…です!!」』

俺は飛び込んで叫んでた

部室には二人並んで座る
北さんと姫凪
寄り添って肩でも抱かれてると
思ってたけど
北さんの手にはバレーボールが
抱かれてて

「なんやねん、遅いな。
彼女の居る所くらい
一瞬で探し当てなアカンやろ」

呆れたように俺を目だけで見上げてる
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