第8章 ♡安息地(ひだまり)みつけた(孤爪研磨)生誕記念 完結
「どうしたの?来ちゃダメ?」
『違う、くて!』
うん、分かった。
オドオドしてるけど
キラキラしてる目
近づきたそうな顔
ダメじゃないのは伝わるけど
それだけじゃ足りない。
ホッとしたら欲が出た
「違うの?じゃあなに?
とりあえず…入っていい?」
『ヒャイッ!!』
入れちゃうんだね?
「ねぇ?姫凪…」
覚悟しなよ?
「おれ、ぶっちゃけ
機嫌悪いからね?
イジメるよ?」
『え!?』
「もうリセットきかないから」
もう離してあげない
離せる気もしない
姫凪の身体を部屋に押し込んで
ギュッと抱き締め
「ほら、聞かせて?
違うくて、の続きは?」
コツリとオデコをくっつける