第8章 ♡安息地(ひだまり)みつけた(孤爪研磨)生誕記念 完結
元カレとは
同じバイト先。
あの後少し気不味かったんだけど
「なんだよ?
俺の事で悩んでんの?」
向こうは振ってスッキリしたのか
私が孤爪くんの事で
イッパイになって
カレにシツコクしなかったのが
良かったのか
普通に話が出来ていた
『え!?違う!
全然考えてない!』
「ふーん?
それもムカツクけど。
まぁ、気不味いよりいっか。
で?寝不足なる程
なに悩んでんの?」
交代の作業をしながら
ポツポツされる質問に
応えてると
「なに?もう好きな奴出来たのかよ!
次行くの早ぇな!!
俺なんか虚しくね?!」
ゲラゲラ笑う元カレ