第7章 ♓キミをちょうだい(月島蛍)生誕記念 完結
『蛍ー
ただいま!
逢えないと思ってたから
嬉しい…幸せー…!』
部屋に戻った途端
大きな声をあげて
僕にしがみついて来た
「うわ…!
ビックリするじゃん…
そんなに…逢いたかった?」
顎を跳ね上げキスを落とすと
『うん!諦めてたから
嬉しさ倍増なのよ!
良かった…明光くんとマコトを
頑張って説得して…
帰って来て良かった…
蛍が居てくれて良かった…
ありがと』
そのキスを返す様に
唇に吸い付きながら
子供みたいに僕に
ジャレてどんどん
力が抜けて行く姫凪を
「まだ落ち着くの早いんじゃない?
愛して欲しいって言ったのは
どの口?
僕の方は準備万端なのに
逃げられると思う?」
ふわりと抱き上げベットに縫い付ける