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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第65章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑、宮治)


「サクラ、頼む
お前と二人の時間
俺にくれや」

背中が自販機に押し付けられて
その横に逃げ道を断つ手が置かれる

熱がジワジワ顔にまで
上がって来る様に熱いのは

こんな少女マンガか
ドラマでしか見た事のない
壁ドンとか言うヤツを
体験してるだけやない

「サクラ…
困らしとんのは
分かってんねんけど…
これ以上、治と姫凪の事で
あんな顔するサクラを
見たないねん…
俺が忘れさせたるから…
な?頼む…今度の日曜…
待ってるから…な?」

これ、やんな?
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