第63章 ♡七夕企画🎋2019(及川徹)
「ちょ、姫凪、痛…い?」
『…バカ…何で帰ろうとするの?
強引に来てよ…昔はもっと
来てくれた…拗ねたくらいで
離してくれなかったじゃん!』
ベットに押し倒され組み敷かれた身体
俺を見下ろす目からは
涙が落ちる
「姫凪?」
『妬いたら面倒くさい?
もう付き合って結構経つのに
成長しないって思ってる?
…もう強引に来てくれないの?
拗ねてもお仕置きしてくれない?』
…なんだよ、ソレ。
グズグズ鼻を鳴らしながら
真っ赤な顔で俺に跨る姫凪が
愛しくて可愛くて
"お仕置きされたかったのかい?"と
体勢を変えようとした
その時
『…もっと夢中にさせるから…
飽きたなんて言わせないから…ね!』
姫凪が俺の服に手を掛けた
ユックリ剥がされた上着
ベルトに伸びる指
えっと…なんて言うか…
任せて良いっていうか
『徹…あれ?
もうおっきく…』
「んー?どうしたのかな?
触ってくれないの?
トオルクン待てないって
言ってるんだけどな?」
任せたい感じ…?