第56章 ♤甘いイタズラ（及川徹）🎃Halloween2018🎃　完結

「え！？お兄ちゃん！？
ちょ、どこ触ってるのさ！
エッチー！！お腹のお肉は
触んないでよー！！」

「うるさいバーカバーカ
岩ちゃん岩ちゃんってさぁ
兄ちゃんも構ってくんなきゃ
拗ねるからねー！」

ムニムニとお腹のお肉を抓り
脇腹を擽ると
”止めてー！”とケタケタ笑うナナ

まぁ、別に変な意味もないし
いつもの事なんだけど…

「なにやってんだよ？クソ川。
ナナも
無駄に可愛い声出してんじゃねぇよ
及川に聞かせんな…
俺ンだろボケ…」

それはこの過保護で
ヤキモチ妬きな岩ちゃんには
通用しないわけで。

それに、通用しないのは…

「はじめ！？
ごめんね！別に変な意味は…」

『うるさい、タヌ子。
なに楽しそうに跨ってるのよ…
徹も…
タヌ子の肉襦袢に潰されて
窒息死しちゃえばいい…』

この子にもだった！

誰って、分かるでしょ！

「姫凪！及川さんは
姫凪の硬い腹筋も大好きだよ！」

及川さんの彼女！

『うるさい。カチカチで悪かったわね
今日はもう帰る
タヌ子とごゆっくり』

「姫凪さん！待って！
お兄ちゃん連れてって！
私は、はじめとラブラブ…」

『邪魔されろ…腹肉カイジュウ』

酷い！なんか二人とも酷い！